自然豊かな庭造り編 2026.05.21

家庭用芝刈り機おすすめ比較|マキタ・リョービ・ハッピーバーディーモアのレビュー

「芝刈り機を買いたいけど、種類が多すぎて選べない」「電動と手動どっちがいいの?」「マキタとリョービで何が違うの?」——そんな悩みを抱えていませんか?

芝刈り機は決して安い買い物ではありません。失敗すると数万円が無駄になりますし、使い勝手が悪ければ庭の手入れ自体が嫌になってしまいます。

こんにちは。無肥料・無農薬・不耕起栽培で、自然に寄り添う家庭菜園を実践しているダイヤンです。

私はこれまでの記事で、雑草を芝生代わりにしたグランドカバーをおすすめしてきました。私自身も6年以上もの間、雑草による庭造りを維持してきました。その間、複数の芝刈り機を使い比べてきた中で、家庭用なら電動ロータリー式・マキタMLM330DZが最もおすすめという結論に至りました(注:庭の規模によります)。

この記事では、芝刈り機の種類別の違い・選び方の3つの基準・おすすめ機種を、6年間の実体験をもとに正直にレビューします。

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目次

芝刈り機を選ぶ前に|3つの基本タイプを理解する

芝刈り機には大きく分けてロータリー式・リール式・バリカン式の3タイプがあります。庭の広さや草の状態によって向き・不向きがはっきり分かれるので、機種を選ぶ前にまず自分の庭に合うタイプを確認しておきましょう。

① ロータリー式② リール式③ バリカン式
仕組み水平回転刃で刈るらせん状回転刃でハサミのように切る刃を往復させてバリカン状に刈る
雑草への対応◎ 長い雑草もOK✕ 不向き△ 部分的に可
仕上がり△ やや粗い◎ 非常にきれい〇 普通
動作音やや大きい静か普通
メンテナンス〇 楽
歯の交換が可能
△ 刃研ぎが必要
歯の交換が不可
〇 比較的楽
適した庭の広さ50平米以上20〜30平米程度10平米以下
おすすめの人雑草グランドカバー・自然農の庭・広い庭芝生メイン・きれいな仕上がり重視メイン機の補助・庭の際の手入れ

動力源で選ぶ|電動・手動・エンジン式の比較

動力源価格帯力の強さ重さ騒音おすすめ広さ
電動(充電式)
◎オススメ◎
2〜5万円30〜200平米
電動(コード式)1〜3万円中〜強30〜100平米
手動1〜2万円静か20〜30平米
エンジン式5〜15万円200平米以上

充電式電動が圧倒的におすすめな理由

家庭用には充電式電動が最もバランスが良い選択肢です。以下がその理由です。

メリット
  • コードに気を使わなくていい(コード式の最大の弱点を解消)
  • パワーが家庭サイズに十分
  • 手動式と違い、力が要らない
  • メンテナンスが楽
デメリット
  • 初期投資がやや高い(手動式の2倍程度)
  • バッテリー容量による稼働制限がある(家庭用なら基本的に3.0〜6.0AHを1、2本で充分)

私個人的には充電式一択です。作業が圧倒的にスムーズで、ストレスフリー。様々な芝刈り機を使用してきて、6年前に初めて充電式を購入。長く使用していくものだからこそ、少し値がしても良いものを買うべき。もっと早く充電式にするべきだったと感じています。現在も問題なく使い続けています。

芝刈り機選びの3つの基準

芝刈り機を選ぶ際の判断基準を3つに整理しました。

基準① 庭の広さで選ぶ

広さおすすめタイプ
〜20平米手動リール式・バリカン式
20〜30平米手動リール式・コード式電動
30〜100平米充電式電動ロータリー
100〜200平米充電式電動ロータリー(パワータイプ)
200平米以上エンジン式

私の庭は約100平米で、充電式電動ロータリーで10分程度で刈り上げが完了します。

基準② 育てているもので選ぶ

育てているものおすすめ
芝生(高麗芝・西洋芝)リール式
雑草グランドカバー
芝生+雑草混在
ロータリー式
部分的な刈り込みのみバリカン式

ロータリー式は、刈り上げた後の仕上がりが若干粗くなる傾向があります。芝生の場合、切り口が茶色く変色してしまうことがあります。

ただ、雑草グランドカバーで行う場合、雑草の生命力が強いため、ロータリー式の若干粗い切り口が気にならず、むしろ作業効率の良さが際立ちます。また、雑草の先端を若干粗く削るようにして刈り上げるため、きれいに刈り上げるリール式に比べて雑草の生育を抑える効果も期待できます。雑草グランドカバーの詳しい作り方はこちらをご覧ください。

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基準③ メーカーで選ぶ

マキタ

迷ったらコレ。6年使い続けて後悔ゼロ。

  • プロ用電動工具メーカーの品質・耐久性
  • 他のマキタ工具とバッテリーが共用できる
  • 長期コスパは最高クラス
リョービ

マキタより安く、コスパ重視派に。

  • 家庭用として必要十分なパワー
  • マキタより2〜3割安い価格帯
  • コード式ならリョービが特に選びやすい
ハッピーバーディーモア

手動式を選ぶなら、これ一択。

  • 手動リール式の老舗(キンボシ製)
  • 静音・電気不要・エコ
  • 芝生のきれいな仕上がりにこだわる人向け
アイリスオーヤマ

まず試してみたい、入門者向け。

  • 家電量販店で入手しやすい
  • 最安価帯(〜1万円台)
  • 本格使用にはマキタ・リョービを推奨

メーカーで迷ったらマキタが鉄板です。

おすすめ芝刈り機4選|実際に使った正直レビュー

① マキタ MLM330DZ|充電式電動ロータリー(メインおすすめ)

価格目安:本体約3〜4万円・バッテリー別売 おすすめ広さ:30〜150平米 刈幅:33cm 刈り高調整:10〜55mm(8段階)

私が現在メインで使っているのがこれです。家庭用としての完成度が極めて高く、6年使って一度も故障していません。

良い点
  • 力強い回転で長い雑草も一発で刈れる
  • 33cm幅で100平米でも10分程度で完了
  • 刈り高8段階調整が雑草の状態に合わせやすい
  • 集草ボックスが大きく、何度も中身を捨てる手間が少ない
  • マキタ電動工具のバッテリーと共通(草刈り機・電動ドライバー等と兼用可能)
  • 本体が頑丈で、6年使ってもガタつきがない
気になる点
  • 初期投資はバッテリー込みで5〜6万円とやや高い
  • 重量は約13kgで女性には少し重く感じるかも
  • 刈り取った草が湿っていると集草ボックスに張り付きやすい

おすすめする理由:家庭サイズの庭には性能・耐久性ともに十分。バッテリー共通という点で、他のマキタ電動工具を持っていれば実質的なコストは下がります。私の場合、草刈り機(MUR194DZ)と電動ドライバーでバッテリーを使い回しています。

② マキタ MUR194DZ|充電式草刈り機(補助機・必須)

価格目安:本体約2〜3万円・バッテリー別売 おすすめ広さ:際の処理・狭い場所 特徴:ナイロンコード・樹脂刃・金属刃に付け替え可能

芝刈り機のサブ機として使っています。芝刈り機では届かない庭の際・コンクリート周りの雑草処理に欠かせません。

良い点
  • コンパクトで取り回しが楽
  • 3種類の刃に付け替え可能(用途別に使い分け)
  • マキタMLM330DZとバッテリー共通
気になる点
  • 広い面積を一気に刈るには向かない(芝刈り機との併用が前提)

おすすめする理由:芝刈り機だけでは庭の細部まで管理しきれません。MLM330DZと組み合わせることで、家庭の庭の手入れがほぼ完結します。

③ ハッピーバーディーモア|手動リール式(手動式なら一択)

価格目安:約1〜2万円 おすすめ広さ:20〜30平米 刈幅:20cm

実家の小さな芝生エリア(約25平米)で使っていました。手動式の中では群を抜く品質です。

良い点
  • 切れ味が落ちにくい
  • 手動式の中では最も信頼できる
  • 静音で早朝・夕方でも気を使わない
  • メンテナンスがしやすい
  • 環境に優しい(電気不要)
気になる点
  • 雑草には対応しきれない(あくまで芝生用)
  • 力が必要で疲れる
  • 広い面積には時間がかかる

おすすめする理由:庭が小さく、芝生メインで、エコ志向の方には最適です。ただし雑草グランドカバーには不向きなので、用途を間違えないように。

④ リョービ LM-2300|コード式電動(予算重視派向け)

価格目安:約1〜2万円 おすすめ広さ:30〜100平米 特徴:価格を抑えたい方の選択肢

知人宅で使わせてもらった経験から。マキタMLM330DZよりはパワーが劣りますが、家庭用としては十分です。

良い点
  • マキタの半額程度で買える
  • 軽量で扱いやすい
  • 家庭用としての性能は十分
気になる点
  • コード式のため取り回しに気を使う
  • 充電式と比べてパワーがやや弱い
  • バッテリー共通の利便性がない

おすすめする理由:予算を抑えたい・コードが気にならない・庭が広すぎない方には十分な選択肢です。

価格・性能・耐久性で見る|総合比較表

機種価格パワー耐久性取り回し総合おすすめ度
マキタ MLM330DZ(充電式)★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
マキタ MUR194DZ(草刈り機)★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★(補助機として)
ハッピーバーディーモア(手動)★★★★★★★★★★★★★★★★★★★(小型芝生のみ)
リョービ LM-2300(コード式)★★★★★★★★★★★★★★★★★★

★は安さ・性能・耐久性などすべて「多いほど良い」評価です。

私の最終的な装備|6年で行き着いた結論

参考までに、私が現在使っている装備をご紹介します。

  • メイン機マキタ MLM330DZ(充電式電動ロータリー芝刈り機)
  • 補助機マキタ MUR194DZ(充電式草刈り機)
  • バッテリーマキタ 18V 6.0Ah × 2個(電動ドライバーとも共通)
  • 充電器マキタ 急速充電器

補助機は、芝刈り機では刈り取れない庭の端・際の雑草や、背が高くなりすぎて、芝刈り機では刈りきれない雑草を一掃するときに使用します。ただ、6年間補助機を使用してきた経験上、庭が大きくなければノコギリ鎌でも充分に賄うことができます。

この構成で、100平米の庭の手入れがほぼ完結します。週末の限られた時間に、芝生風雑草の刈り上げ・庭の際の処理・草マルチ用の雑草集めまで、一気に作業できる効率の良さがあります。

芝刈り機を長持ちさせる5つのコツ

最後に、購入した芝刈り機を長く使うコツをお伝えします。

① 雑草が湿っているときは避ける

雨上がりや朝露が下りた直後は、湿った草が機械に張り付きやすく、刃の摩耗を早めます。乾いている時間帯(午後〜夕方)に作業しましょう。

② 刈り高は8段階の5〜7に設定

低すぎる刈り高は刃や本体への負荷が大きくなります。雑草グランドカバーなら5〜6段階、芝生でも4〜5段階を基本にしましょう。

③ 使用後は必ず清掃する

刈り取った草が刃や底に詰まったまま放置すると、錆や故障の原因になります。使用後はブラシで草を払い、軽く水拭きする習慣をつけましょう。

④ バッテリーは満充電・空っぽで放置しない

リチウムイオンバッテリーは、満充電または0%の状態で長期保管すると劣化が早まります。使わない時期は50〜80%程度の充電状態で保管しましょう。

⑤ 1〜2年に1回は刃のメンテナンス

切れ味が落ちてきたら、メーカーで刃の交換または研磨を依頼します。マキタの場合、最寄りのマキタ営業所で対応してもらえます。

さいごに

芝刈り機選びで失敗する人の多くは、「とりあえず安いもの」を買って、すぐに買い替えることになります。

家庭用に長く使う前提なら、信頼できるメーカー・適切なタイプ・適切なサイズを選ぶことが、結果的に最もコスパの良い選択になります。

私の6年間の経験から、家庭用ならマキタMLM330DZ(充電式電動ロータリー)が圧倒的におすすめです。雑草グランドカバーと家庭菜園を両立させたい方には、補助機としてマキタMUR194DZ(草刈り機)も組み合わせると理想的です。

道具がしっかりしていると、庭仕事そのものが楽しくなります。雑草を刈り取る音、機械から伝わる小さな振動、刈り上げた直後の青々とした庭——そんな小さな満足感が、続ける力になります。

失敗しても大丈夫です。来年また種をまけばいい——それがずぼら菜園の気楽さです。

この記事が、みなさんの芝刈り機選びと庭づくりのヒントになれば嬉しいです。また次回も、自然農法の視点から家庭菜園を楽しむヒントをお届けします。コメント・お気に入り登録もよろしくお願いします。

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圃場に降りたったリーマン

無肥料・無農薬・不耕起栽培で、自然に寄り添う家庭菜園を実践・研究しています。

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