自然豊かな庭造り編 更新 ☕ 約13分で読めます 公開

刈った草の使い道|畝・果樹・堆肥の山へ、6年でできた行き先の地図【自然農・無肥料・不耕起】

「刈った草、とりあえず積んでいるけど、これでいいの?」「草マルチに使うといっても、全部を畝に敷けばいいの?」「畝に入れないほうがいい草って、そのあとどうすればいいの?」——庭の草を刈るようになると、次に出てくるのはこの悩みではないでしょうか。

雑草を資源として使う、という話はよく聞きます。けれど実際に芝刈り機を回してみると、目の前にあるのは「集草袋いっぱいの草」という物理的な現実です。これをどこへ、どういう順番で置いていくのか。そこを教えてくれる情報は、意外と多くありません。

こんにちは。無肥料・無農薬・不耕起栽培で、自然に寄り添う家庭菜園を実践しているダイヤンです。

わが家は約100平米の庭で、6年間ずっと「刈った草をどこへやるか」を考え続けてきました。結論から言うと、行き先は畝・果樹の株元・堆肥の山の3つだけ。しかも順番が決まっていて、ほとんどが畝に行きます

この記事では、その3つの行き先と、その日どこへ回すかを決めている判断、そして「庭の半分が砂利」というわが家の事情から生まれた砂利エリアの扱いまで、6年の実体験でお伝えします。草の敷き方そのもの(厚さや置き方)は別記事の担当なので、ここでは徹底して「行き先」の話をします。

📷 ここに写真を入れる

集草袋から畝へ草をまいているところ。

▲写真はこのボックスの上(外側)に入れて、ボックスごと削除してください。

刈った草の“置き場所”って、意外と誰も教えてくれないんですよね。わが家の行き先は3つだけです。

目次

刈った草は、けっきょくどこへ行くのか

まず全体像からお伝えします。わが家で刈った草の行き先は、次の3つです。

行き先割合の感覚どういうときに回すか
畝(草マルチ)ほぼ10割基本はここ。畝が満たせていないうちは他へ回さない
果樹の株元余ったとき畝が足りていて、まだ草があるとき
堆肥の山余ったとき/畝に敷きたくない草最後の行き先。スギナなどは最初からこちら
刈った草の行き先 刈った草は捨てずに、3つの行き先に振り分ける。畝の上に敷いて草マルチにする、果樹の株元に運ぶ、堆肥の山に積む。どこへやるかを決めておけば、刈った草は処分するゴミではなくなる。 刈った草は、どこへやる? 行き先を決めておけば、草は「処分するもの」でなくなります 刈った草 畝の上 草マルチにする 果樹の株元 株元に敷く 堆肥の山 積んで寝かせる ※厚さや敷き方は、敷くと決めたあとの話(草マルチの記事へ) 草は減らすものではなく、まわすもの
刈った草の行き先|3つの出口

数字にすると身も蓋もないのですが、ほぼ10割が畝です。余った場合にだけ、果樹や堆肥の山に置いておく——それがわが家の実態です。

雑草の活用術というと、草マルチ・堆肥・腐葉土……と用途が横並びで紹介されがちです。でもわが家では横並びではなく、はっきりした優先順位があります。畝が最優先で、余った分だけが他へ回る。この順番を先にお伝えしておくと、この先の話が読みやすくなるはずです。

なお、刈る前の話——雑草が止まらない原因や、刈る道具の選び方はこちらの記事にまとめています。

あわせて読みたい
草マルチのやり方|刈り方・厚さ・敷く場所で差がつく6年の実践マニュアル【自然農・無肥料・不耕起】 草マルチは「どのくらいの厚さで、どこに、どう敷けばいいの?」その実践的な疑問に答える完全ガイド。厚さの目安、必要な草の量、場所別・野菜別の使い分け、ナメクジや過湿などの失敗対処、よくある質問まで、6年実践したダイヤンが作業手順に絞ってまとめました。

敷く厚さ・敷く場所・素材の優先順位は、草マルチの実践編が正本です。

行き先を決めているのは「畝が足りているか」だけ

その日の草をどこへ回すか。判断材料は、実はひとつしかありません。畝の上に敷いてある草マルチが、足りているかどうかです。

草の量でも、草の種類でも、その日の気分でもありません。畝を見て、草マルチが薄くなっているところがあれば、そこへ持っていく。足りていれば、はじめて果樹や堆肥の山という選択肢が出てきます。

畝の中でも、まく場所は決めています。優先するのは次の2か所です。

  • 草マルチが薄くなってきているところ
  • 日が当たりやすいところ(土が出そうな場所)

土を裸にしないことが目的なので、「いま裸になりかけている場所」から埋めていく、という順番です。

季節によって敷く量は変えています。梅雨の時期は株の周りに厚く敷きすぎないようにし、真夏は高温で乾燥するのでしっかり敷く。厚くしすぎるとナメクジがわくことがあるからです。ただし具体的な厚さや、株元との距離の取り方は草マルチの実践編が正本なので、ここでは深入りしません。

そして季節ごとの実感がこうです。

  • 春〜初夏:どんどん生えるが、畝も欲しがるのでほぼ畝行き
  • 梅雨:生育が旺盛で、一時的に余る
  • 真夏:後述しますが、いちばん足りなくなる
  • :雑草がほぼ生えない

📷 ここに写真を入れる

草マルチが薄くなってきた畝(=行き先を決める判断の現物)。

▲写真はこのボックスの上(外側)に入れて、ボックスごと削除してください。

畝を見て、薄いところに持っていく。判断はこれだけです。

あわせて読みたい
草マルチで土が育つ仕組み|6年でガチガチの土が黒くて森の匂いのする土に変わった理由【自然農・不耕起】 こんにちは。無肥料・無農薬・不耕起栽培で、自然に寄り添う家庭菜園を実践しているダイヤンです。 わが家の畑は、最初はシャベルが3cmしか入らない真砂土の庭でした。...

なぜ土を裸にしないのか、その仕組みはこちらにまとめています。

いちばんの行き先|畝に敷く

芝刈り機の草は、そのまま畝へ

わが家の草刈りは芝刈り機が主力です。集草袋に草が溜まったら、そのまま畝にまいています。乾かしたり、寝かせたり、ためこんだりはしません。

芝刈り機で刈った草は粉々になっているので、そのまま敷いても根づいて生えてくることがまずありません。だから迷わず畝へ運べます(芝刈り機そのものの比較はこちらにまとめています)。

自分の庭の雑草だけでは、正直まったく足りません。そこで許可をいただいて、隣の畑の草刈りもさせてもらっています。芝刈り機と一輪車を持って行き、刈って、一輪車にためた草をそのまま畝にまく。この動線ができてから、草マルチの量がかなり安定しました。

匍匐性の草は、草マルチの上へ

例外もあります。スズメノカタビラやツユクサのような地面を這うタイプ(匍匐性)の草は、枯らしておかないと敷いた先で根を張ることがあります。

とはいえ、根を張ったところで大したことにはなりません。それでも一応、土に触れないよう、すでに敷いてある草マルチの上のほうに積んで枯らしています。そのまま草マルチの上で枯れて、あとから土に還っていきます。

つまり匍匐性の草も、行き先は畝のままです。「畝に入れない」のではなく、「畝のに置く」。弾いて別の場所へ運ぶ手間はかけていません。なお芝刈り機で刈って粉々になっている場合は、ここも気にする必要はありません。

スギナは畝に敷かない

はっきり分けているのはスギナです。繁殖されると面倒なので、スギナはあまり畝の上には敷かず、最初から堆肥の山に積んでいることが多いです。

こうして並べてみると、わが家の線引きはとてもシンプルです。

刈った草の振り分け
  • ほとんどの草=そのまま畝へ
  • 匍匐性の草=畝の“上”へ(土に触れさせない)
  • スギナ=堆肥の山へ

「畝に敷かない草は捨てる」という発想は、6年間で一度も出てきませんでした。行き先が畝の上か、堆肥の山かに振り分かれるだけです。

捨てる、という選択肢がそもそも無いんですよね。置き場所が変わるだけです。

あわせて読みたい
庭の雑草図鑑|残す雑草と畝に入れない雑草の見分け方【自然農6年】 「庭に生えてくる雑草、全部抜かないとダメなの?」「この草、残しても大丈夫?」「見た目が似ていて、どれが厄介者か分からない」——そう迷ったことはありませんか? 実...

どの草を残し、どの草を畝に入れないか——見分け方は雑草図鑑にまとめています。

二番目の行き先|果樹の株元へ

畝がじゅうぶんに満たせていて、まだ草が残っている。そんなときに回すのが果樹の株元です。

わが家の庭にはレモンとせとか(みかん)が植わっています(フェイジョアも植えていましたが、地植え2年目に枯らしてしまいました)。果樹の株元も、畝と同じで土を裸にしたくない場所です。刈った草が余ったら、ここに敷いておきます。

順番としては、あくまで畝のあと。畝が足りていないのに果樹へ回すことはありません。

あわせて読みたい
庭に植える果樹の選び方|レモン・柑橘を6年育ててわかった“暮らしに合う果樹”と配置のコツ【自然農・無... 「庭に果樹を植えたいけど、何を植えればいいんだろう」「シンボルツリーは欲しいけど、お手入れが大変なのは避けたい」「家庭菜園の畝と果樹って、一緒の庭でうまくい...

最後の行き先|庭の端の「堆肥の山」

大きさは2メートル四方、高さ50センチ、囲いなし

わが家には堆肥の山があります。場所は庭のいちばん端で、影になりやすいところ。大きさはだいたい2メートル×2メートル、高さは50センチほどです。

囲いは作っていません。地面に直接、積んでいるだけです。ゆくゆくは枠を組んで、ちゃんとした堆肥場にしたいと考えていますが、今のところは積みっぱなしの山です。

そもそもこの場所は、堆肥を作るために用意したものではありませんでした。もともとは不要になった真砂土などを積んでいた場所です。そこへ、キッチンで出た野菜クズや、畝に戻しづらい野菜の残渣を足していくうちに、いつのまにか「有機物の逃がし先」になっていきました。

📷 ここに写真を入れる

堆肥の山の全景(囲いなし・地面に直置き)。

▲写真はこのボックスの上(外側)に入れて、ボックスごと削除してください。

入れるもの・入れないもの

入れているものは、ざっくり言えば有機物なら何でもです。

堆肥の山に入れているもの/入れないもの
  • 刈った草で畝に敷きたくないもの(スギナなど)
  • 木質化が進んで硬くなった部分
  • 病気がかなり進んでしまった株
  • キッチンの野菜クズ・落ち葉・果樹の剪定枝
  • 米のとぎ汁

逆に入れないのは、肉・魚・油もの。キッチンから持っていくのは野菜クズくらいにしています。

米のとぎ汁を畝ではなく堆肥の山だけに使っているのは、畝の水分バランスを崩したくないからです。残渣の扱いについては、でコツが違うので、それぞれの記事にまとめています。

種のついた草も、地下茎も気にしない

堆肥の話でよく出てくるのが「種のついた雑草を入れると、まいたときに畑で発芽する」という注意です。地下茎の草も同じように敬遠されます。

わが家は、気にせず山に放り込んでいます

理由ははっきりしていて、不耕起の畑では、そもそも雑草は生えてくるからです。生えてきたら刈る。刈った草はまた畝に敷く。その循環で回している以上、種が混じることを特別に恐れる理由がありません。地下茎も同じで、生えても草刈りをするだけです。

落ち葉や果樹の剪定枝も入れています。ただ、木質化してそれなりの太さがある枝は分解が遅いので、いまは粉砕機で粉々にしてから、マルチとして使うようにしました。

正直なところ、まだ一度も使っていない

ここは正直に書きます。わが家の堆肥の山は、まだ一度も堆肥として使ったことがありません。積みっぱなしです。

ですから「何か月で堆肥になる」といったことは書けません。実用性については、まだ分からない、というのが6年やってきた今の正直な現在地です。分かっているのは、この程度です。

  • においが出たり、虫がわいたりしたことは、今のところない
  • 長いあいだ分解されない枝はある。ただしそれは、しっかり埋めずに適当に積んでいる自分のやり方が原因

今後、ちゃんとした堆肥場にしていきたいと考えています。実際に使ってみて失敗が出てきたら、そのときはまた記事にします。

それでも、この山を作っておいてよかったと思っています。というのも、この記事の主題は「立派な堆肥を作る方法」ではないからです。畝に入りきらない草の逃がし先が、庭に一か所あるだけで、刈った草の行き場に困らなくなる。庭の端に積み始めるだけなら、今日からできます。

堆肥として使うのはこれからです。それでも“逃がし先”があるだけで、ずいぶん気楽になりました。

砂利エリアの草はどこへやるか

ここからは、わが家に固有の事情の話です。

防草のために敷いた砂利で、いちばん草に手を焼く

わが家は、庭の半分が砂利です。敷いた理由は、当時防草目的と、費用を抑えるためでした。

結果から言うと、ここがいちばん草に手を焼いている場所になりました。砂利の下に防草シートを敷いていないので、すぐに草が生えてきます。しかもこれが、土から生えてくる雑草に比べて、とても厄介なのです。

砂利を敷いたエリア。それでも草は出てきます。(2026年8月)

手で抜くのをやめて、砂利の上から刈り上げる

最初は手で抜いていました。砂利は土に比べれば抜きやすいのですが、とにかく時間がかかります。夏は2週間に一度は抜かないと、雑草だらけになってしまう。かなり大変な作業でした。

そこで今は、砂利の上から、無理やり芝刈り機で刈り上げています

砂利の上で刈るときの刈り高
  • 刈り高の設定は「5」
  • 4以下にすると飛び石が増える。5であれば、おおむね飛び石が出なくなる

※この「5」は芝刈り機の目盛りであって、センチメートルではありません。

砂利の上から刈るので、仕上がりはきれいにはなりません。それでも、手で抜き続けるのに比べれば、はるかに続けやすくなりました。

砂利の隙間から生えてくるのは、ほとんどがスギナです。以前は抜くようにしていましたが、今は面倒なので芝刈り機で刈り上げて、そのまま畝の草マルチにしています

📷 ここに写真を入れる

砂利の上を芝刈り機で刈り上げている様子(刈り高の目盛りが分かるとなお良い)。

▲写真はこのボックスの上(外側)に入れて、ボックスごと削除してください。

石は混じらない、混じっても気にしない

「砂利の上から刈った草を畝に敷いたら、石が混じるのでは?」——そう思われるかもしれません。

わが家では、石が混じったことはありません。そもそも砂利に生えている草の量は多くないので、畝の上にまいても問題ありませんでした。

それに、畝には多少石があったほうがよい、という考え方もあるくらいです。ここは神経質にならなくて大丈夫だと思っています。

コンクリートの際は手で抜く

駐車場と玄関アプローチはコンクリートです。その際(きわ)から生えてくる草は、手で抜いています。ここは芝刈り機も入らないので、見つけたときに抜く、というくらいの付き合い方です。

6年やってみて、今の結論

砂利エリアについて、今の率直な結論をお伝えします。砂利をやめたい。これに尽きます。ただし、やり直すとなると費用がそれなりにかかるので、すぐには動けていません。

防草シートについては、効果はあるだろうと思います。ただ、いくらかは隙間から生えてくるはずです。とくに砂利エリアは生命力の強いスギナが多いので、防草シートをしっかり施工しても、隙間からスギナが出てくるだろうと考えています。※これはシートを使っていない私の見立てで、実際に試した結果ではありません。

では何がしたいのか。費用はかかっても、砂利を真砂土に変えて、雑草を生やしてグランドカバーにして、芝刈り機で刈り上げられるようにする。これが、自然農をやっている自分の中での結論です。

防草のために砂利を敷いた6年前と、草を生やす方向に変えたい今。ずいぶん遠くまで来たものだと思います。

草を防ぐために敷いた砂利を、草を生やす場所に戻したい。6年で結論が逆になりました。

あわせて読みたい
雑草を芝生代わりにする庭づくり|“0円グランドカバー”を芝生・クラピアと6年比べた正直な記録 雑草を芝生代わりにグランドカバーにする方法を、6年以上の実体験をもとに解説。費用・手入れほぼゼロ、刈り取った草は草マルチに活用できる一石二鳥の庭づくりです。適した雑草・芝刈り機の選び方も紹介。

雑草をグランドカバーにするやり方と費用は、こちらが正本です。

足りない時期と、余る時期

真夏こそ足りなくなる

意外に思われるかもしれませんが、草マルチがいちばん足りなくなるのは真夏です。

草がいちばん茂る季節なのに、なぜか。真夏は有機物を分解する微生物の活動が活発になるので、敷いた草マルチが消費されるスピードが格段に上がるからです。敷いても敷いても、薄くなっていきます。

しかも、本当はこの時期がいちばん草マルチが必要な季節です。土が乾きやすく、地温も上がる。だからこそ、真夏は「刈っても足りない」という感覚になります。

足りないときの三つの手

わが家がやっているのは、次の3つです。

自分の庭以外に、草を確保できる場所を探す
わが家の場合は隣の畑です。持ち主の方にお願いして、雑草をいただいています。庭だけで完結させようとすると、どうしても足りません。

緑肥を増やす
イネ科の緑肥が増えると、分解されにくく草マルチに向いた資材を、安定して確保できるようになります。

応急的にダンボールを敷く
最近やっているのがこれです。見栄えは確実に悪くなりますが、応急措置としては効果があります。実際、今年(令和8年)も一部でダンボールを使って、土を裸にしないようにしています。

見た目より、土を裸にしないことを優先する。ずぼら菜園らしい割り切りです。

📷 ここに写真を入れる

ダンボールを敷いた畝(令和8年)。

▲写真はこのボックスの上(外側)に入れて、ボックスごと削除してください。

余るのは梅雨だけ

逆に草が余るのは、生育が旺盛な梅雨の時期です。ここだけは一時的に余ります。

余ったら、果樹の株元か、堆肥の山へ。堆肥の山が最後の行き先です。

ちなみに、畝の脇の通路に草を敷くことはありません。通路にはもみ殻を敷いているので、そこまで草が余ったことがないからです(もみ殻の使い方はこちら)。

そして冬は、雑草がほぼ生えません。だから冬は、そもそも刈る草がありません。

草マルチ用の材料を安定させる緑肥については、こちらにまとめています。

あわせて読みたい
草マルチが足りない問題を解決する緑肥の使い方|緑肥ミックス(えん麦・クローバー)を6年使ってわかっ... 「草マルチに使う雑草が、どうしても足りない」——家庭菜園を始めたばかりの頃、わたしもまったく同じ悩みを抱えていました。近くの河川敷まで草を刈りに行き、一輪車で...

6年で変わったのは、土より先に気持ちだった

最初の頃は、庭に草がありませんでした。堤防でのこぎり鎌で草を刈り、一輪車で運んで畝に敷く——そこからのスタートです。

今は芝刈り機で自分の庭と隣の畑を刈り、集草袋と一輪車で運んでいます。では草の悩みが消えたかというと、そうでもありません。今でも実際に足りないときはあります

それでも、6年前とはっきり違うことがあります。「確実に足りなくなる」というプレッシャーが無くなったことです。

まだまだ足りない。けれど、隣の畑の雑草をいただけるようになる前と比べれば、草マルチの量は格段に増えました。何より、気持ちに余裕がある。刈った草をどこへやるか迷ったとき、畝が足りていなければ畝へ、足りていれば果樹か堆肥の山へ——そう判断できるようになったこと自体が、6年で身についたことなのだと思います。

📷 ここに写真を入れる

★経年写真の候補(堆肥の山、または砂利エリアの今と昔)。撮影年を添えてください。※不要ならこのボックスごと削除してください。

▲写真はこのボックスの上(外側)に入れて、ボックスごと削除してください。

さいごに

刈った草の行き先は、わが家では3つだけです。畝、果樹の株元、そして堆肥の山。判断しているのは「畝の草マルチが足りているか」という一点だけで、ほとんどが畝に行きます。

畝に敷きたくない草も、捨てはしません。匍匐性の草は畝の上に置いて枯らし、スギナは堆肥の山へ。庭の端に逃がし先を一か所つくっておくだけで、刈った草の行き場に困らなくなります。

砂利エリアのように、うまくいっていない場所もあります。堆肥の山も、まだ使ったことがありません。それでも、刈った草が「ゴミ」ではなく「行き先を考えるもの」に変わった時点で、庭との付き合い方はずいぶん変わりました。

失敗しても大丈夫です。来年また種をまけばいい——それがずぼら菜園の気楽さです。

この記事が、みなさんの庭づくりと家庭菜園のヒントになれば嬉しいです。また次回も、自然農法の視点から家庭菜園を楽しむヒントをお届けします。コメント・お気に入り登録もよろしくお願いします。

ダイヤン
ダイヤン
圃場に降りたったリーマン

無肥料・無農薬・不耕起栽培で、自然に寄り添う家庭菜園を実践・研究しています。

view profile →