マキタMLM330DZ徹底レビュー|6年使った正直な感想とおすすめポイント・デメリット【家庭の芝刈り機の決定版】

「マキタMLM330DZを買おうか迷っている」「電動芝刈り機って結局どれがいいの?」「6年使ったら本当のところどうなの?」——そんな疑問を抱えていませんか。
ホームセンターやネットで芝刈り機を探すと、マキタ・リョービ・アイリスオーヤマなど多くのメーカーが並んでいて、何を選べばいいか迷ってしまいますよね。しかも安い買い物ではないので、失敗したくない気持ちが強くなります。
こんにちは。無肥料・無農薬・不耕起栽培で、自然に寄り添う家庭菜園を実践しているダイヤンです。
私はマキタMLM330DZを購入し、6年間ずっと使い続けています。芝生ではなく、刈り込みに強い雑草を芝生風に整える「雑草グランドカバー」を、自宅と隣の畑をあわせた約100坪で管理してきました。シーズン中は2〜3週に一度のペースで刈るので、累計の使用回数はかなりの数になります。
この記事では、6年間使い込んだ私が、MLM330DZの良いところ・気になるところ・他機種との比較・購入の判断基準を、忖度なしの正直レビューでお伝えします。スペック表だけでは分からない「雑草を相手にした実機の挙動」「バッテリーは何本いるのか」「集草箱と草マルチの動線」まで、実際に使った人間にしか書けない部分を中心にまとめました。
「買って後悔したくない」というあなたの判断材料として、ぜひ参考にしてみてください。
結論から言うと、6年間ずっと「最初からこれを選べばよかった」と思い続けている相棒です。
マキタMLM330DZとは|基本スペック
まずは基本スペックを整理します。
製品の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | マキタ(Makita) |
| タイプ | 18V充電式ロータリー芝刈り機(マルチング兼用2枚刃) |
| 刈込幅 | 330mm(33cm) |
| 刈り高調整 | 約20〜75mm(8段階) |
| 回転数 | 4,300min⁻¹ |
| 集草カゴ | インジケータ付き(満杯になると蓋が閉じて知らせる) |
| 質量 | 11.4kg(バッテリーBL1860B含む・集草カゴ含まず) |
| 電源 | 直流18V(マキタ18Vバッテリー共通) |
| 1充電の目安 | 約21分/約120坪(410m²)※BL1860B=6.0Ah使用時・芝の目安 |
| 防水・防じん | APT+IPX4 |
| 発売 | 2022年3月 |
「DZ」とは何か
マキタ製品の型番末尾の「DZ」は、本体のみ(バッテリー・充電器なし)を意味します。
すでにマキタの他の18V電動工具を使っている方は、バッテリーを使い回せるため「DZ」を選ぶのがお得です。新規にマキタ製品を揃える方は、バッテリー・充電器付きのセットを選ぶことになります。
私の場合は、先に充電式草刈り機MUR194DZをバッテリー・充電器セットで買っていたので、芝刈り機は本体のみの「DZ」を選びました。この「バッテリーを使い回せる」という設計が、マキタで揃える最大のメリットだと感じています。
6年使った私の使用環境|100坪の雑草グランドカバー
レビューの前提として、私がどんな環境で使ってきたかをお伝えします。これによって「自分の庭でも同じように使えるか」が判断しやすくなります。
庭の広さと用途
- 広さ:自宅の庭+隣の畑をあわせて約100坪
- 土壌:真砂土の上に畝を立てたベース
- 用途:雑草グランドカバー(芝生ではなく、刈り込みに強い雑草を芝生風に管理)
- 主な雑草:スズメノカタビラなどの小型イネ科、冬はハコベ・ホトケノザなどの冬雑草
この芝刈り機は本来「芝」を刈る道具ですが、私は雑草を刈り揃えるグランドカバー管理に使っています。なぜ抜かずに刈るのか、雑草とどう付き合うのかという考え方は、別の記事で詳しく書いています。



刈り取った雑草は、そのまま家庭菜園の畝に敷いて草マルチとして活用しています。「庭の手入れ」が「畑の資材集め」を兼ねる——これが自然農のスタイルと芝刈り機の相性が抜群な理由です。



使用頻度の目安
| 季節 | 頻度 |
|---|---|
| 春(4〜5月) | 月1〜2回 |
| 夏(6〜8月) | 2〜3週に一度 |
| 秋(9〜10月) | 月1〜2回 |
| 冬(11〜3月) | ほぼ使用なし(雑草が少ない時期に時々) |
雑草の伸びは季節で大きく変わるので、夏は2〜3週に一度を目安にこまめに刈ると、機械への負担も少なく、刈り上がりもきれいになります。



マキタMLM330DZの良いところ7選
6年使ってきて、心から「買って良かった」と思える点を7つご紹介します。
良い点|パワーで押し切る安心感|強い雑草も砕きながら刈る
最大の魅力が、ロータリー式のパワーです。
芝ではなく雑草を相手にしていると、背が高くなった草や茎の硬い草に当たることがあります。そういう草でも、この機種はパワーで押し切ってくれるのが頼もしいところです。背が高い草は刈れないわけではなく、それなりに負荷がかかってバッテリーを多く消費する、という感覚です。電池さえしっかり残っていれば、強い草でも砕きながら刈り上げてくれます。
この「止まらずに刈り切ってくれる」信頼感は、手動式や非力な電動式では得られないものでした。
良い点|33cmの刈幅で広い面積も短時間で完了
刈込幅330mmは、家庭サイズの庭にちょうど良いサイズです。
私の体感では、刈る作業そのものは5分、準備と片付けを入れても10分ほどで一区切りつきます(標準的な10mほどの一畝・面の刈り上げの感覚)。100坪全体だとバッテリー交換をはさみながらの作業になりますが、それでも「週末の限られた時間で終わる」のはサラリーマンの家庭菜園にとって本当にありがたいポイントです。終わらない作業ではなく、実作業5分・片付け込み10分——この差は大きいです。
良い点|マキタ18Vバッテリー共通で使い回せる
私が地味に一番助かっているのが、マキタの18Vバッテリーを他の工具と共通で使えることです。
私はこのバッテリーを、芝刈り機MLM330DZと充電式草刈り機MUR194DZで使い回しています。1個あたり安くないバッテリーを共有できるので、トータルコストが下がります。芝刈り機で面を刈り、際を草刈り機で仕上げる——という2台体制でも、バッテリーを差し替えるだけで連続して作業できます。
「マキタで揃える」が、長期的に最もコスパの良い選択肢だと感じています。
良い点|8段階の刈り高で雑草の状態に合わせられる
刈り高は約20〜75mmの8段階で調整できます。雑草グランドカバーでは、季節や草の状態によって最適な高さが変わります。私は普段「4」を中心に、雑草が少ない時期や草マルチ資材を確保したいときは「5〜6」に上げて使っています(詳しい使い分けは後述します)。この細かい調整ができることが、長く使い続けられる理由のひとつです。
良い点|集草カゴが大きく、草マルチ資材がしっかり採れる
集草カゴが大きく、刈った雑草をまとめて回収できます。カゴがいっぱいになると蓋が閉じて知らせてくれるインジケータも付いています。
私の場合、100坪を刈ると雑草の背丈にもよりますが8〜12、13回ほどカゴが満杯になります。これだけの量の雑草が、そのまま草マルチの資材になります。芝専用機としてではなく、自然農の家庭菜園と組み合わせると、この回収力が大きな武器になります。



良い点|コードレスで取り回しが自由
充電式なので、コードに気を取られることがありません。
私は以前、電動ドライバーをコード付きで買って後悔した経験がありました。その反省から、芝刈り機は作業効率を重視してコードレスを選択しましたが、これは大正解でした。庭の隅々まで自由に動け、コードが雑草や枝に絡まる心配もなく、延長コードを準備する手間もありません。「コードレスの自由」は、一度使うと手放せない快適さです。
良い点|6年使っても故障ゼロの頑丈さ
そして最大の安心ポイントが、6年使って一度も故障していないことです。
説明書には「芝以外を刈ることは保証しない」旨の記載がありますが、私の使い方(雑草グランドカバー)でも全く問題なく刈り上げられ、故障も一切ありません。夏の炎天下、水分の多い冬雑草、砂利の隙間の草——それなりに過酷な条件で使ってきましたが、本体はいたって元気です。さすがプロ向け工具メーカーのマキタ、という頑丈さです。
- 雑草もパワーで押し切る安心感
- 33cm刈幅で実作業5分・片付け込み10分
- マキタ18Vバッテリーを他工具と共用できる
- 8段階の刈り高で季節・草丈に対応
- 集草カゴが大きく草マルチ資材がしっかり採れる
- コードレスで取り回しが自由
- 6年使って故障ゼロの頑丈さ



気になる点・デメリット5選|正直にお伝えします
良いことばかりではありません。6年使って分かった、気になる点も正直にお伝えします。
気になる点|バッテリー1本では100坪を刈り切れない
正直なところ、バッテリーは最低でも2本あったほうが安心です。
私はBL1860B(6.0Ah)と3.0Ahを各1本持っていますが、3.0Ah単体で100坪を刈り切るのは難しいです(雑草がごく短く、機械に負荷がかからない状態ならできる場合もあります)。6.0Ahでも後半は馬力が落ちてきて、雑草が高めだと刈り切れないこともあります。2本を使い回せば、刈り切れないことはほぼありませんでした。
メーカー公称では1充電あたり約120坪(410m²)・約21分とされていますが、これはあくまで芝・好条件での目安です。雑草は負荷が大きいぶん、実際の感覚はもっと短くなると思っておくほうが安全です。
気になる点|持ち運びは女性にはやや重い
質量は11.4kg(バッテリー込み)です。ちょうどよい位置に手すり(取っ手)が付いているので、かがまず・折りたたまずそのまま持ち運べる設計はよく考えられています。ただ、女性が持ち上げて運ぶには少し重く感じるかもしれません。一方で、刈っている最中の取り回しはしやすく、車輪は軽くて扱いやすいです。重さを感じるのは「持ち上げて運ぶとき」で、押して使うぶんには負担になりません。
なお、小学校低学年の子どもには、取っ手の位置と身長のバランスが合わず押しづらいようでした。家族で共有する場合は、主に大人が扱う前提で考えるとよいでしょう。
気になる点|庭の際(隅)は数センチ刈り残る
これはMLM330DZに限らず芝刈り機全般の弱点ですが、庭の隅・壁や障害物のきわは、どうしても数センチ刈り残るエリアが出てきます。
私はこの刈り残しを、のこぎり鎌で手入れして対処しています。広い面を芝刈り機で一気に刈り、最後に際をのこぎり鎌(または草刈り機MUR194DZ)で仕上げる、という流れです。「芝刈り機だけで庭の隅々まで完結する」とは思わないほうがよいでしょう。
気になる点|湿った雑草・冬雑草は集草カゴの奥まで入りにくい
刈るのが芝ではなく雑草なので、水分を多く含んだ雑草(冬雑草など)は葉が重く、集草カゴの奥まで入っていきにくいことがあります。逆に、夏場の背が高くなっていないイネ科の雑草は、うまくカゴの奥まで入ってくれます。
奥まで入らないとカゴの入口が雑草で詰まってきますが、対処は簡単です。カゴが半分くらいになったところで一度底のほうから軽く押し込む、満杯前後でもうひと押し込む——これだけでしっかり奥まで入ります。押し込み作業は2〜3秒程度で、労力もほとんどかかりません。手で雑草を刈ることに比べれば、まったく苦にならない作業です。
気になる点|低く設定しすぎると稀に飛び石のリスク
砂利の近くで使うときは、刈り高の設定に注意が必要です。私は砂利まわりでは高さ「5」に設定しています。これで石にはほぼ干渉せず、砂利の隙間から生えてくる雑草だけを刈り上げられます。気をつけたいのは、石を刈ってしまって飛び石することです。本体にカバーが付いているので飛び石はほぼ防げますが、極稀に石が低い弾道で飛んでいくことがあります。低く設定しすぎるのは避けたほうが安全です。
- 100坪規模はバッテリー2本が前提(1本では刈り切れない)
- 11.4kgは持ち上げて運ぶと女性にはやや重い
- 庭の際は数センチ刈り残る(鎌や草刈り機で補う)
- 湿った冬雑草は集草カゴの奥に入りにくい
- 刈り高を低くしすぎると稀に飛び石のリスク
8段階の刈り高|季節と草丈での実際の使い分け
スペック表では「8段階」としか分かりませんが、実際にどう使い分けているかをお伝えします。これは6年使ってたどり着いた、私なりの運用です。
普段の定位置は季節で変わる
| 時期・状況 | 設定段数 | 理由 |
|---|---|---|
| 冬〜春(雑草が少ない時期) | 5〜6 | 深く刈りすぎて雑草を弱らせるのを防ぎ、草マルチの資材を確保するため |
| 春〜夏〜秋(雑草が盛んな時期) | 4 | きれいに刈り揃える普段の基本設定 |
| 草丈が高くなったとき | 5〜6 | 背が高いと機械への負担が大きいので、高めにして負荷を抑える |
| 砂利のまわり | 5 | 石にほぼ干渉せず、隙間の雑草だけを刈るため |
雑草が盛んな春から秋は「4」を中心に使い、きれいに刈り揃えています。雑草が少なくなる冬から春は「5〜6」に上げて、深く刈りすぎないように——これは、自然農では雑草が草マルチの資材として「欲しい」ものだからです。一般的な草むしりとは逆で、刈りすぎて弱らせると、次に必要な草が足りなくなってしまいます。
低くしすぎないことが大切
ひとつ実害として学んだのが、「2」より低くすると地面を削ってしまい、刃も痛めるということです。きれいに見せたいからと低く設定しすぎると、土の表面を削って雑草の再生を遅らせ、刃にも負担をかけます。グランドカバーなら、低くても「4」を下限と考えておくのが安全です。
バッテリー|6.0Ah/3.0Ahの実機運用と「2本あると安心」
レビュー記事で意外と語られないのが、バッテリーを何本どう揃えるか、という実務的な話です。ここは私の失敗と工夫を正直にお伝えします。
私のバッテリー構成
私はマキタ純正のBL1860B(6.0Ah)と3.0Ahを各1本使っています。揃えた経緯はこうです。
- 先に充電式草刈り機MUR194DZを、バッテリー・充電器セットで購入(このとき3.0Ah)
- 芝刈り機MLM330DZは本体のみ(DZ)を追加購入し、バッテリーは共用でスタート
- ところが3.0Ahだけでは足りなくなり、6.0Ahを単品で追加購入した
この経緯が、そのまま「最初から6.0Ahを用意しておけばよかった」という教訓になっています。
こまめに刈るほど、バッテリーも刃も長持ちする
バッテリーの持ちは、雑草の状態に大きく左右されます。背が高くなりすぎた草はそれだけ負荷がかかり、電気を多く消費します。だからこそ、夏場は2〜3週に一度を目安にこまめに刈るのがおすすめです。草が短いうちに刈れば、機械への負担が減り、バッテリーも長く持ち、刈り上がりもきれいになります。
もうひとつ、切れ味が落ちると機械への負荷が増える点も覚えておきたいところです。刃が鈍ってくると、同じ草を刈るのにより多くの力(=電気)が必要になります。替刃はこまめに交換したほうが、結果的にバッテリーにも優しいのです(替刃については後述します)。
6.0Ahを2本。これが家庭菜園での安心ラインだと思います。
集草カゴと草マルチの動線|100坪で8〜13回・運び方の工夫
芝刈り機の良し悪しは「刈ったあと」で決まる、と私は思っています。刈った草をどう片付け、どう活かすかの動線です。
カゴ満杯は背丈次第で8〜12、13回
100坪を刈ると、集草カゴが満杯になる回数は雑草の背丈によって変わりますが、おおよそ8〜12、13回ほどです。一見「多いな」と感じるかもしれませんが、これは裏を返せば、それだけの草マルチ資材が一度に手に入るということです。
自宅は満杯ごとに畝へ、隣の畑は一輪車で
集めた雑草を草マルチとして畝に撒くとき、私は場所によって動線を変えています。
- 自宅の庭:畝がすぐ横にあるので、カゴが満杯になるたびにその場で撒く
- 隣の畑:毎回運ぶのが大変なので、一輪車を使って効率化している
少しでも離れた場所で刈った草を草マルチに使うなら、一輪車があると作業がぐっと楽になります(一輪車については「一緒に揃えたい道具」の章で詳しく触れます)。刈り上げから草マルチまでが一続きの作業になる——これが、芝刈り機を「庭をきれいにする道具」から「畑の土を育てる道具」に変えてくれる部分です。






他機種との比較|マキタMLM330DZ vs ライバル機種
主要な競合機種と比較します。
マキタMLM330DZ vs コード式の電動芝刈り機
| 比較項目 | マキタMLM330DZ | 一般的なコード式電動 |
|---|---|---|
| 電源 | 充電式(コードなし) | コード式 |
| 取り回し | 自由(コードに縛られない) | 延長コードが必要 |
| パワー | 雑草も押し切る | 機種により非力なものも |
| 本体価格 | やや高め | 安め |
| バッテリー共通 | マキタ18Vシリーズで共通 | なし |
| 耐久性(6年実機) | 故障ゼロ | 機種による |
選び方の判断:価格を最優先し、コードが気にならないならコード式も選択肢です。長く使う・取り回しの自由・マキタで揃える、を重視するならMLM330DZです。
マキタMLM330DZ vs 手動リール式
| 比較項目 | マキタMLM330DZ | 手動リール式 |
|---|---|---|
| 電源 | 充電式 | 手動(人力) |
| 対応できる草 | 伸びた雑草も可 | 短い芝向き |
| 雑草が茂ったとき | 押し切って刈れる | 刃が通らず止まりやすい |
| 静音性 | 静か | 非常に静か |
| 体力 | ほぼ不要 | 力が要る |
| おすすめ用途 | 雑草グランドカバー・広めの庭 | 小さな芝生エリア |
選び方の判断:庭が狭く、短い芝生をきれいに整えたいだけなら手動リール式も悪くありません。ただし、雑草を相手にすると手動式は刃が通らず途中で止まってしまいます(私自身、過去に通販の安物リール式で「茂ると刃が通らない・切れ味が落ちる・研いでも戻らない」と苦労しました)。雑草グランドカバーや、ある程度の広さがあるならMLM330DZが圧倒的に楽です。
こんな人におすすめ/別の選択肢も検討したい人
6年使った経験から、向き・不向きを正直に整理します。
- 100坪前後までの庭・グランドカバーを管理したい方
- 雑草を芝生風に整えたい方(芝専用機だがパワーで雑草も刈れる)
- すでにマキタの18V電動工具を持っている方(バッテリー共通でお得)
- 刈った草を草マルチに使いたい方(家庭菜園との相性が抜群)
- 長く使える道具に投資したい方(6年故障ゼロ)
- ごく狭い芝生エリアだけ(数坪)=手動リール式で十分かも
- 完璧な芝生の美しさを最優先=ロータリー式は切り口がリール式よりやや粗い
- 庭の隅々まで1台で完結させたい=際が刈り残るので鎌や草刈り機との併用が前提
マキタMLM330DZを長持ちさせるコツ
6年使ってきた経験から、長持ちさせるための手入れを手順としてまとめます。
刈り取った草が刃やボディに付いたまま放置すると、汚れや劣化の原因になります。使用後はブラシで刈りカスを払い、カゴの中も整えておきます。
長く使っていると切れ味が落ちてくるのが分かります。「替え時かな」と感じたら、すぐ替えるほうが作業が楽です。切れ味の良い刃は機械への負荷も小さく、バッテリーにも優しくなります。
替刃は1,000〜1,800円程度と安価です。私の感覚では、ネット購入よりホームセンターで取り寄せたほうが安いことが多いです。交換頻度は2年に一度でも問題なさそうで、私自身は交換後3年目に入っていますが、切れ味が気になったら替えるのが基本です。
リチウムイオンバッテリーは、満充電または空の状態で長期保管すると劣化が早まるとされています。使わない冬の時期などは、50〜80%程度の充電状態で、高温・直射日光を避けて保管しましょう。
マキタMLM330DZと一緒に揃えたい道具
MLM330DZの効果を最大化するために、実際に「あってよかった」ものをご紹介します。
一輪車(離れた場所の草マルチに使うなら必須級)
少しでも離れた場所で刈った雑草を草マルチの資材として使うなら、一輪車は必須級です。大きなビニール袋で代用することもできますが、量が多くなると一輪車のほうが圧倒的に楽です。私は隣の畑の草を運ぶのに毎回使っています。
6.0Ahバッテリー(2本あれば家庭菜園は安心)
これまで述べたとおり、6.0Ahは持っておいたほうがよいです。2本あれば、家庭菜園の規模なら刈り切れずに困ることはほぼなくなります。バッテリーが他のマキタ工具と共通で使えるのも嬉しいポイントです。
のこぎり鎌(際の仕上げに)
芝刈り機では刈り残る庭の際は、のこぎり鎌で手入れしています。1本あると、芝刈り機の届かない部分をさっと整えられて便利です。
充電式草刈り機MUR194DZ(端まできれいにしたい方に)
端まできれいに仕上げたい方には、同じマキタの充電式草刈り機MUR194DZもおすすめです。バッテリーが共通で使えるので、芝刈り機で面を刈り、際を草刈り機で仕上げる2台体制が組めます。私自身は基本的に330を使い、際が気になればのこぎり鎌で対処していますが、バッテリーを共用できるぶん194もあると便利です。
購入前のチェックと、私がMLM330DZを選ぶ理由
購入前に確認したい3点
- バッテリーの規格:MLM330DZは18V専用。すでに持っているマキタ製品が14.4Vだと共通で使えないので注意
- バッテリーの本数:100坪規模なら6.0Ahを2本が安心。本体だけ買って後から買い足す遠回りを避けられる
- 充電器:すでにマキタの充電器があるなら本体のみで揃う。新規なら充電器付きセットを検討
私が買い直してもMLM330DZを選ぶ理由
6年使った今、もし買い直すとしても、私はまたMLM330DZを選びます。理由は、耐久性・使い勝手の良さ・コストパフォーマンスの3つが揃っているからです。刈った後の出来もきれいで、替刃の調達もしやすく、現状ほとんど不満な点がありません。自信を持っておすすめできる——これが6年使った私の正直な結論です。



さいごに
マキタMLM330DZは、家庭菜園と庭を一体で管理する自然農のスタイルに、これ以上ないほどフィットする芝刈り機です。
6年間使い続けて一度も故障せず、毎週末の庭仕事を支えてくれているこの道具は、私の家庭菜園に欠かせない相棒になりました。雑草をパワーで刈り揃え、刈った草はそのまま草マルチへ——「庭をきれいにする」ことと「畑の土を育てる」ことが、一台で同時に叶います。
完璧な芝生を求めるのでなければ、そして長く使える道具に投資したいのであれば、MLM330DZは自信を持っておすすめできる一台です。
静かで、楽で、頑丈。毎週末の庭仕事を、しれっと支えてくれています。
無肥料・無農薬・不耕起栽培で、自然に寄り添う家庭菜園を実践(自然農歴6年・真砂土の庭)。自宅と隣の畑あわせて約100坪を芝刈り機で管理し、刈った雑草を草マルチに活かす「庭づくりと畑づくりを一体にした暮らし」を発信している。
失敗しても大丈夫です。来年また種をまけばいい——それがずぼら菜園の気楽さです。
この記事が、みなさんの芝刈り機選びのヒントになれば嬉しいです。また次回も、自然農法の視点から家庭菜園を楽しむヒントをお届けします。コメント・お気に入り登録もよろしくお願いします。
